葬儀サポートデスク TOP>ニュース&トピックス
2009.11.19 あなたに元気を!「安心いきいきセミナー」全体スケジュールのご案内
あなたに元気を!「安心いきいきセミナー」
~エンディングノートを書くための連続講座~
- と き
- 平成21年9月~12月・2週に1回開催
(初回無料・2回より500円茶菓付き) - ところ
- 三田福祉会館2階・集会室
(港区芝4丁目1番17号)
自分の老いをどう生きるか。
健康のこと、介護のこと、終の棲み家は、
そして葬儀は、ひとりになっても、
安心して、生きる知恵を、ご一緒に考えましょう。
そして元気なうちに自分と向きあい、準備をし、
大切な事柄を「エンディングノート」に
書き、残された人たちへの愛のメッセージに!
- 第1回9月16日(水)
-
特別養護老人ホーム「緑の郷」特別参与 野原すみれ
「長い老後を元気に生きぬく秘訣とは」 - このセミナーは終了しました
- 第2回9月30日(水)
- 明日の看護を考える会会長 看護師 山中百合子
「健康は自分でつくる~主治医はあなたです」 - このセミナーは終了しました
- 第3回10月14日(水)
- 特別養護老人ホーム「緑の郷」特別参与 野原すみれ
「要介護にならないための生活~寝たきり、認知症など」 - 高齢化社会をよくする虹の仲間代表 佐渡友順子
「アロマテラピーを楽しむ 」 - このセミナーは終了しました
- 第4回10月29日(木)
- 司法書士 勝 猛一
「相続・後見人・遺言など~あなたはどうする」 - (株)コネクト 西田千鶴美
「元気を届けるジャンヌ・ダルク」 - このセミナーは終了しました
- 大変申し訳ございません。5回目のセミナーの模様は更新作業中です。後日お知らせいたします。
- 第5回11月11日(水)
- ケアマネージャー 柳沢 直美
「終の棲み家はどこ?老人ホームの選び方は」 - (株)コネクト 岡田 厚美
「ぎっくり腰の王子~好奇心こそ人生」 - このセミナーは終了しました
- 第6回11月第4週予定
- 日本尊厳死協会副理事長 松根 敦子
「延命治療は必要か~尊厳死とは?」 - 特別養護老人ホーム「緑の郷」特別参与 野原すみれ
「私が感動した母娘のその時」 - 第7回12月第2週予定
- (株)コネクト 三国 浩晃
「美しい旅立ちを自分で演出~あなたならどうする」 - シャンソン歌手 吉田 理恵子
「シャンソンを楽しみましょう!」
主催・エンディングノートを書こう委員会
協力・明日の看護を考える会・高齢化社会をよくする虹の仲間
お問合せ・(株)コネクト : TEL 03‐3453‐8117 Fax 03‐3453‐8118
2009.11.16 第6回 安心いきいきセミナー(全7回)のご案内 2009年11月25日(水曜日)
あなたに元気を!安心いきいきセミナー
~エンディングノートを書くための連続講座~
「延命治療は必要か ~ 尊厳死とは?」
- 講師
- 松根敦子 先生
- (日本尊厳死協会 副理事長)
「私が感動した母娘のその時」
- 講師
- 野原すみれ 先生
- (特別養護老人ホーム「緑の郷」特別参与)
もし、あなたご自身が不治の病にかかった時、どちらを選択しますか?
延命治療を受けながら人生を全うする権利を選びますか?
延命治療を受けずに自らの最後を自分で決めますか?
どちらも選ぶ権利があります。
尊厳死というものと正面から向き合ってみませんか。
- 日時
- 11月25日(水曜日)
- 時間
- 13:30~15:30 (受付開始13:20) 参加費500円
- 定員
- 40名
- 会場
- 勤労福祉会館
- (JR山手線 「田町駅」西口 徒歩6分
- 都営浅草線*都営三田線 「三田駅」A7出口 徒歩0分 )
※会場が変更になりました。
これまで開催しておりました三田福祉会館ではありませんので、お越しの際にはご注意ください。
勤労福祉会館は三田福祉会館の道路を挟んで反対側にございます。
- 申込み締め切り
- 11月24日まで
- 問い合わせ
- エンディングノートを書こう委員会
(葬儀社総合案内センター 株式会社コネクト 内)
TEL03-3453-8117 FAX03-3453-8118
担当 岡田 - (株)コネクト住所
- 東京都港区芝5-27-5 山田ビル2階
(JR山手線 「田町駅」徒歩3分
都営浅草線*都営三田線 「三田駅」徒歩1分) - 協力
- 明日の看護を考える会
高齢化社会をよくする虹の仲間
2009.11.10 「ちえふくろう」 2009年11月号(第56号)をお送りしました。
「ちえふくろう」 2009年11月号(第56号)をお送りしました。
今月号も私たちは生きることを応援し、元気の種を届け続けます。
どうぞご覧ください!
『ちえふくろう通信 by コネクト』
画像をクリックしていただくと、ちえふくろうを原寸大でご覧いただけます。
「ちえふくろう」はご希望頂いた皆様に毎月お送りしております。
ご希望の方、また各種お問い合わせは(株)コネクトまで。
- お問合せ先TEL
- 03-3453-8117
- FAX
- 03-3453-8118
- 住所
- 〒108-0014 東京都港区芝5-27-5 山田ビル
2009.10.23 第4回 安心いきいきセミナー(全7回)のご案内 2009年10月29日(木曜日)
あなたに元気を!安心いきいきセミナー
~エンディングノートを書くための連続講座~
「相続・後見人・遺言など ~ あなたはどうする」
講師 司法書士 勝 猛一 先生
「元気を届けるジャンヌ・ダルク」
ストレッチ体操 (株)コネクト 西田千鶴美
自分の老いをどう生きるか。
健康のこと、介護のこと、終の棲み家は、そして葬儀は。
独りになっても、安心して生きる知恵を、一緒に考えましょう。
そして元気なうちに自分と向きあい準備をして、
大切な事柄を「エンディングノート」に書き、
残された人たちへの愛のメッセージに!
- 日時
- 10月29日(木曜日)
- 時間
- 13:30~15:30 (受付開始13:20) 参加費500円
- 定員
- 40名
- 会場
- 三田福祉会館
(JR山手線 「田町駅」西口 徒歩8分
都営浅草線/都営三田線 「三田駅」A9出口徒歩1分) - 申込み締め切り
- 10月28日まで
- 問い合わせ
- エンディングノートを書こう委員会
(葬儀社総合案内センター 株式会社コネクト 内)
TEL03-3453-8117 FAX03-3453-8118
担当 岡田 - (株)コネクト住所
- 東京都港区芝5-27-5 山田ビル2階
(JR山手線 「田町駅」 徒歩3分
都営浅草線/都営三田線 「三田駅」 徒歩1分) - 協力
- 明日の看護を考える会
高齢化社会をよくする虹の仲間
2009.10.19 第3回 安心いきいきセミナー(全7回)レポート
第3回の安心いきいきセミナーは
前半は野原すみれ先生のお話とを伺い
後半は佐渡友頼子(さどとも よりこ)先生をお迎えして
『要介護にならないための生活 ~寝たきり・認知症など』
『アロマテラピーを楽しむ』
と題し、毎日の生活に役立つ知恵をたくさん頂きました。
当日の様子をお伝えするレポートです。
安心いきいきセミナー レポート
2009.10.18 「ちえふくろう」 2009年10月号(第55号)をお送りしました。
「ちえふくろう」 2009年10月号(第55号)をお送りしました。
今月号も私たちは生きることを応援し、元気の種を届け続けます。
どうぞご覧ください!
「ちえふくろう」はご希望頂いた皆様に毎月お送りしております。
ご希望の方、また各種お問い合わせは(株)コネクトまで。
- お問合せ先TEL
- 03-3453-8117
- FAX
- 03-3453-8118
- 住所
- 〒108-0014
東京都港区芝5-27-5 山田ビル
2009.10.15 野原すみれ先生 『正々堂々がんばらない介護』 講演のご案内
2009年10月25日(日曜日)13時15分から東京都庁で行われる
「第3回地域ケアシンポジウム
~いつまでも住みなれた地域で暮らし続けるために」で
いつも勉強会やセミナーなどでお世話になっている
野原すみれ先生が講演されます。
講演の中で行われる寸劇には
(株)コネクト代表 三国浩晃も出演します。
お時間のある方は是非足を運んで見てください。
講演のチラシはこちらのサイトから、PDFファイルでご覧いただけます。
2009.10.14 あなたの老後は大丈夫ですか?不安解消セミナー レポート
あなたの老後は大丈夫ですか?
不安解消!!セミナーin横浜
横浜市美しが丘地域ケアプラザにて
あなたの老後は大丈夫ですか?
不安解消セミナー
にコネクト代表 三国が講師としてお招きいただきました。
「自分らしいエンディング」
~あなたのお葬式は誰が出してくれますか~
と題して、参加者皆さんが感じていらっしゃる
お葬式や納骨の疑問や不安に直接お答えしました。
また日頃お葬式に関わるご相談電話からみえてくる
日々の生活や、人間関係の大切さなどにも触れました。
詳しくは
コネクト 勉強会レポートにて。
2009.10.8 セミナー開催 延期のお知らせ
横浜市美しが丘地域ケアプラザにて行われる予定のセミナーの開催が延期になります。
台風が首都圏にも直撃を予想されるため、翌週13日(火曜日)に改めて開催の予定です。
お時間のご都合をつけていただいた皆様には、大変ご迷惑をおかけします。
どうぞよろしくお願いいたします。
- セミナー内容
- あなたの老後は大丈夫ですか?
不安解消セミナー「自分らしいエンディング」
~あなたのお葬式は誰が出してくれますか~ - 日時
- 2009年10月13日(火曜日)
13時30分~15時30分 - 会場
- 美しが丘地域ケアプラザ
- 定員
- 50名
- 参加費
- 無料
- お問い合わせ・お申し込み
- 横浜市美しが丘ケアプラザ
TEL 045-901-6665 - 美しが丘ケアプラザ ホームページ
- http://www.midorinosato.or.jp/plaza/top.html
2009.10.5 あなたの老後は大丈夫ですか?不安解消!!セミナーin横浜 10月8日
横浜市美しが丘地域ケアプラザにて
あなたの老後は大丈夫ですか?
不安解消セミナー「自分らしいエンディング」
~あなたのお葬式は誰が出してくれますか~
と題して、コネクト代表 三国が講師としてお話させて頂きます。
お近くにお住まいの皆さま
お時間の都合がよろしければ是非お越しください。
- セミナー内容
- あなたの老後は大丈夫ですか?
不安解消セミナー「自分らしいエンディング」
~あなたのお葬式は誰が出してくれますか~ - 日時
- 2009年10月13日(火曜日)
13時30分~15時30分 - 会場
- 美しが丘地域ケアプラザ
- 定員
- 50名
- 参加費
- 無料
- お問い合わせ・お申し込み
- 横浜市美しが丘ケアプラザ
TEL 045-901-6665 - 美しが丘ケアプラザ ホームページ
- http://www.midorinosato.or.jp/plaza/top.html
2009.10.3 第2回 安心いきいきセミナー(全7回)レポート
安心いきいきセミナーも第2回目を迎えることができました。
また多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございます。
今回は講師に明日の看護を考える会会長であり、
看護師の山中百合子先生をお迎えして
『健康は自分でつくる~主治医はあなたです』
と題し、毎日の生活に役立つ知恵をたくさん頂きました。
当日の様子をお伝えするレポートです。
安心いきいきセミナー レポート
2009.10.1 第55回 コネクトちえふくろう勉強会のご案内 2009年10月7日(水曜日)
第55回 コネクトちえふくろう勉強会
~楽しんで、学べる勉強会~
「天国へのお引越しのお手伝い 」
残されると悩むもの・・・それは遺品ですよね。
日本初の遺品整理専門会社 キーパーズ有限会社の
吉田太一社長をお迎えして、現場の状況をお話を頂きます。
- 日時
- 10月7日(水曜日)
- 時間
- 14:00~16:00 参加費無料
- 会場
- 三田福祉会館
(JR山手線 「田町駅」 徒歩5分
都営浅草線/都営三田線 「三田駅」徒歩1分) - 駅からのご案内はコネクト社員がプラカードを持って立っております。
ご安心ください。 - 申込み締め切り
- 10月6日まで
- 問い合わせ
- 葬儀社総合案内センター (株)コネクト
TEL03-3453-8117 FAX03-3453-8118
担当 西田
2009.9.21 第1回 安心いきいきセミナー (全7回) レポート
新しくコネクトから発信する勉強会が始まりました。
第一回目は講師に野原すみれ先生をお迎えして
『長い老後を元気に生きる秘訣とは』
と題し、多くのメッセージを頂きました。
当日の様子をお伝えするレポートです。
安心いきいきセミナー レポート
2009.8.8 第53回 ちえふくろう勉強会 ~楽しんで、学べる勉強会~「突然???」レポート
「お葬式???」
右も左も分からない状態で、初めてお葬式を出された方の体験談をお話して頂きました。
生活者の「生の声」は、自分の抱えている問題が明らかになりました。
当日の様子は外部サイト
コネクト ちえふくろう勉強会レポート(クリックすると該当ページにジャンプします)をご覧ください
2009.6.10 第51回 コネクトちえふくろう勉強会「納骨のいろいろ」レポート
自分らしいお葬式のために、お葬式の事前相談をされる方が増えてきました。
同様に『終(つい)のすみか』であるお墓についても、ご自身で考えられるようになりました。
今月の「コネクトちえふくろう勉強会」は「納骨のいろいろ」と題し、『間違いだらけのお墓選び』著者の柿ノ木坂ケイさんをお迎えして、さまざまな納骨の方法についてお話頂きました。
梅雨の合間のさわやかに晴れた日曜日、参加者は40代から90代まで24名、スタッフを含めるとコネクトのセミナールームはいっぱいに!
参加者のうち、約3分の1の方が先祖のお墓があるとのことでしたが、「なぜお墓をお持ちなのに、納骨についての勉強会に参加されたのか」を伺いましたら
「先祖のお墓はあるものの、娘しかいないので、自分が入ってから将来守ってくれる人がいなくなる」
「菩提寺とのお付き合いを、子供の代まで引き継ぐことを考えると、とても大変なので、今話題になっている散骨などの話を聞きたい」
とお話くださいました。
特に散骨については議論が沸騰。
これまで案内センターとしては
「お骨をパウダー状にすれば、社会的倫理感にのっとって、私有地などにまくことは認められている。ただし、埋めてしまうと、お骨を埋めることになるので違法になる。」
というご案内をしておりますし、柿の木坂さんも同様の見解でした。
けれど別のご意見が出てきたのです。
骨を埋めることに関する法律はあるけれど、散骨に関する法律は未だなく、地方自治体の条例に頼っているところにも問題があるのですが、参加者の中から
「私が調べた時、お骨を粉末にすれば、それは人ではないので、撒こうが埋めようが問題がないとききました。」
「お骨を土に埋めてしまうと、何かの拍子に土から出た時に、犯罪性があるのではないかという話になるから、埋めるのはダメなのだから、粉末になっているなら問題ないんではないか」とのお話です。
この点については次回7月の勉強会までに、きちんとお調べして皆さんに回答するお約束をして、今回の勉強会をお開きにさせていただきました。
勉強会で、このように宿題を頂いたのは初めてのことでしたが、一般の方から積極的にご意見を出していただき、疑問をぶつけていただけるようになったのは、勉強会として成長した証しだと思いました。
2009.6.3 「いのちのバトンタッチ ~映画『おくりびと』に寄せて~」
「死」とは何でしょう。
「生」とは何でしょう。
1枚の写真との出会いが、私にとってはとても大きな足跡を心に残しました。
1945年アメリカの従軍カメラマンとして当時の日本を写した、ジョー・オダネル氏の記録の中の1枚です。
『焼き場に立つ少年』と題された写真には、幼い弟を背負う10歳位の少年が写されています。
この写真を初めて見たとき、生まれたばかりの赤ちゃんだった長男は、来年で写真の少年と同じ10歳になります。
命のともしびが消える瞬間をともにした少年の気持ちを想像することもできないほど、圧倒的な力が写真から感じられます。
戦争はそれぞれの国の正義の名のもとに、幼い子供、生まれる前の胎児まで非常なほど平等に死を身近なものにしていました。
けれど戦後64年経ち、「死」はすっかり隠されてしまいました。
そのことを改めて考えるきっかけを、5月21日日本葬送文化学会の定例会で頂きました。
講師は青木新門さん。
青木新門さんの著書『納棺夫日記』はアカデミー賞を受賞した『おくりびと』の原案として話題になっています。
この講演で青木さんはアメリカのオバマ大統領が、厳しい選挙戦の中、6万人の支援者への演説をキャンセルして、ハワイに向かい、祖母の臨終に立ち会った小さなニュースをとりあげ、現在の日本には、親の臨終に立ち会わないことを美徳ととらえ、親の臨終よりも、仕事を投げ出さないことを美談にするところに問題提起をされていました。
多くの人が死を忌み嫌い、避けようとするのは、死の瞬間の実相を見ないで、死後の腐敗の始まった死体を見ているからというようなことをお話されていました。
私は幸せなことに、最近義母の危篤と臨終に立ち会うことができました。
痛み止めが聞いて、ほとんど意識がない義母と一緒にいるとベッドから離れがたく、冷たくなる手先や足先をさすりながら、「ありがとう」という言葉しかでてこなかったことを思い出します。
命は頭で考えることではなく、体で感じることであることを、母は教えてくれました。
死の間際に言葉はいりません。
言葉以上に雄弁に、命の重さを感じることができました。
今回の講演は「いのちのバトンタッチ ~映画『おくりびと』に寄せて~」というテーマで、映画化の裏話から、命について、そして現在の仏式葬儀の形骸化の問題までお話いただきました。
とても濃密な2時間の講演で、終了してから全身が緊張していたことに気付きました。
2009.6.3 ご喪家から率直なご意見を頂いています。
先日ご自宅で小学生3人のお子様を含む、ご親族12人で四十九日法要をされたご相談者のお宅にお邪魔してきました。
故人様は80歳で、奥様が喪主様でした。
もともと北海道が出身地だったとのことで、若いころに上京してきて、そのまま東京で世帯を構えられたそうです。
そのようなことから今回のお葬式で初めてお仏壇のある生活が始まることになり、四十九日法要の前日まで何度もご相談のお電話をいただいていました。
お仏壇のこと、お位牌のこと、ご本尊様のことなど、いざ準備することになると、わからないことがたくさん出てきますよね。
案内センターにご相談されたきっかけを伺うと、近所に暮らすご長男さんの高校生になる娘さんが、電話帳を見て、「こんなところもあるから、相談してみたら」と教えてくれたからとのことでした。
ご自宅でおじい様がお亡くなりになり、一緒に暮らすおばあ様も、お父さんもあわてている中で、お嬢さんがとても力になったそうです。
「本当に助かったんですよ」と誇らしげにおっしゃるご長男さんがとても印象に残りました。
2009.6.1 第50回 ちえふくろう勉強会レポート 「尊厳死って何?」
昨日7日は日本尊厳死協会副理事長 松根敦子さんをお招きして、「尊厳死って何?」をテーマにお話いただきました。
セミナールームいっぱいにお集り頂いた皆さんに、松根さんは
「皆さんはご自分の『死』がどのようになるかわかりますか?」とお尋ねになりました。
皆さんはいかがですか?
先日義母を亡くしたので、ここ最近は自分が義母と同じ立場になったらどうだろう、年をとって体の自由が利かなくなったら……と考える時間を多く頂きました。
でもはっきりしたのは、その時にならないとわからないことと、行く先の不安を考えるだけでは何も解決しなくて、今、そして未来を精一杯生きることが大切であることだけでした。
松根さんがおっしゃることには、多くの方が望まれているのが
最後まで健康で、家族に囲まれていたい。
ということで、逆に避けたいこととしてあげられるのは
1. 長患いをさけたい
2. 家族に迷惑をかけたくない
3. 認知症になりたくない
以上3点とのことでした。
松根さんは「尊厳死」の概要から 世界及び日本における「安楽死、尊厳死」の歴史的な歩みまで、医療の問題に言及しながら、松根さんご自身の看取りの経験を中心に、お話いただきました。
リビング・ウィルというと、年齢を重ね不治の病などにかかった場合、自分の延命治療を拒否すると考えていて、若い場合はあまりひっ迫しないと思っていました。
けれど実際には、若年の方が事故などで植物状態になった場合、その状態が何十年と続くので、若いからといって必要がないわけではなく、逆に必要なことであると知り、目から鱗が落ちるような思いでした。
いざ植物状態になってしまってからは、どんなに家族が尊厳死を求めても、本人の意思の表明がないために、安楽死をさせた場合、殺人になってしまうそうです。
残される家族や、主治医を殺人者にさせないためにも、自身の意思を表明することは大切なんですね。
「尊厳死の宣言書」は生きているうちの遺言書のような性格をもつので、宣言できるのは遺言能力があると認められる15歳以上です。
日本尊厳死協会にも、10代の登録者が4名いらっしゃるそうですが、まだまだ少ないですね。
以前は「死」というものが隠されていて、勉強会などもできないほど周囲が批判的だったそうですが、最近では一般的になってきたことに、松根さんは感謝の気持ちを表してくださいました。
コネクトではこれからも一般の方を対象に、勉強会を開き、情報を発信していきます。
最期まで自分らしい人生を過ごすために、ちょっとしたエッセンスをご提供できるように、そして皆さんの人生を応援するために、これからも勉強会を続けていきます。
毎月7日に開催していますので、お時間がありましたら気軽にお立ち寄りください。